横浜球場で行われた "86 かながわフェスティバルに エントリー
車椅子テニス内容と練習模様の特別公開

1986年

  
 

フェスティバルのエントリーに際して、日本テニス協会を通じて シミズ舞台工芸スポーツ(株)の協力によりまして、横浜球場の人工芝に厚手のベニヤ板を敷き詰め、その上に大型ビニールシートを張り、テニスネットは国際大会用の特設可能なスタンドシステムを借用し、車椅子テニスのコート特設を図りました。

ベニヤ板並びに大型シートの使用は、人工芝を痛めないことが目的で、同時に 車椅子の移動を容易にするための措置です。
特設から 撤収の作業まで負担の多い内容に対して、各方面の温かな協力支援により 実現したNPO事業のひとつです。


  

この企画は、1984年に企画した国内最初の車椅子テニス競技大会 と 翌1985年の第2回大会に続く 公開プロジェクトのひとつです。
「車椅子で テニス競技が本当に出来る?・・」 と、疑問に思う人達が多く、一般の人達に加え、テニス関係者にも理解されない時代でした。 

こうした企画の他に、国内各地では車椅子テニス大会などのイベント開催が増えるに従い、車椅子テニスの内容に関心が高まり、日本国内で少しずつ市民権の得られる方向に向かっていきました。

  

会場では、各種のイベントが実施される限られた時間内でしたが、車椅子テニスのいろいろな練習内容の公開を図り、更に、車椅子プレイヤー同士のダブルス競技や、車椅子を使用しない立位の運動機能障害の人達も加えたゲームなども紹介しました。

練習や公開競技の合間に、来場した子供達にも車椅子試乗の体験機会を設けましたが、興味津津といった子供達の表情が印象的でした。
この記録に見られる子供達も 当時から27年余が経過した今日・・ 
車椅子の使用にこだわらず、テニスを楽しむ人達になっているのでしょうか?・・・ 

このNPO事業では、30数年間の活動を通じて、大量の資料と共に多くの記録画像があります。
長期にわたる事業活動の中、フィルム保存のものは管理不十分で、残念ながら資料画像として紹介することのできないものもあります。
しかし、それぞれの時代にプリント保存した数千枚の写真の中から、参考になる内容を選び、公開して参ります。

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