もう一歩 先に ・・

完熟トマトが 美味しい缶ジュースに製品化されています
長く保存する上で 良いアイデアのひとつです
このアイデアを もう一歩 進めて ・・・

缶ジュースから 色鮮やかなトマトを 再び つくり出せないでしょうか ・・


トマトに限らず野菜、果物のジュース化は、カタチの良否に関係なく、すべての作物を効率よく食料品として活かすことができます。 
しかし、人間は カタチあるものに食欲を増すことも現実です。


 ジュースにしたものを・・ なぜ
再び・・にとの疑問だけでは 技術開発は限定されて 社会経済への効果は少なくなります

ジュース化完成の時点で、次に何が必要になるのか・・ トマトのカタチが良かったことも忘れないこと・・考えることは大切です。

 もう一度 トマトに戻せないか! と考えることは ジュースの作り方にも 別の製造方法の工夫につながります。
ジュースを 再びトマトにカタチを変える研究が生まれれば 新たな産業を生み出すことも可能です。


多くの食品を缶ジュースのように加工することで、天候や消費動向に左右される米や野菜など作物栽培の不安の解消を図りたいところです。
長期の保存し易いカタチにした取り組みから・・ 次に 必要なカタチと味に戻すことが可能になれば・・ 豊作の時に捨ててきた生産物をムダにしません。
ムダを少なくする工夫・・ モノを捨てることは 同時に 人としての心と知恵も捨てたことにつながることに 気づかない人達が大半なのは残念です。

 もう一度 トマトに・・・ 簡単な言葉ですが、こうした研究も作業も大変な苦労が必要となりますが 不可能なことではありません。


近年、資源として再利用を念頭においた製造方法、設計が進むようになっています。
農作物にも、増産の工夫のみでなく、天候などによる豊作、不作の時期にも対応したビジネスヒントを考え、その内容にいろいろな人達の知恵と技術が活用されるようになることが期待されます。
アイデアは 保有する人達の財産ですが、そのアイデアを長く休眠させず、地域活性などに活用させたいところです。


  

CAS技術は食品冷凍だけでなく、医療用の保存技術としても注目されてきた。臓器移植や再生医療への応用


このサイトでご紹介しています 「国内初の車椅子でテニス練習、テニス競技のできる環境づくり」  「国内外初の全盲の人達が楽しむテニス競技開発」 は いずれも JHTFクリエイト (旧・ハンディキャップテニス研究協会) の取り組みから 実現しています。

テニス界の既成観念にこだわらず進めた内容・・ 不可能とは 可能になることに取り組まない人達の考え方から生まれる言葉です。
 もう一度 トマトに・・・ とは 無理な提案ではありません。 大きな視野と720度の発想転換 を活かすことで 新しい環境が生まれます。

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