ゲーム環境づくり
費用少なく楽しめる方法 と ネットスタンド用具の手づくり
 
 
身近な場所で楽しめるスーパーボレーは 教室や体育館等で使用している椅子などを ネットスタンドの代用品に活用出来ます。
一般的な机の高さは 75cm程度が大半です。 この高さを活かして ゲームコート中央位置に机を並べて 楽しんで下さい。

  
椅子などを使用する簡易ネットスタンドには 規定の高さに近い机や椅子を使用します 市販タイプのネットスタンド
なお 市販品として 小型ネットセットが 12,000円前後で発売されています。 市販の小型ネットセットはネット幅が 3mサイズです
このネットセットを使用する場合 ゲームコートは 競技規定の 2,2m幅を適用して ゲームします


ネットの手づくりは 最初に ネットの素材として周辺のホームセンターで販売されていますガーデン用の鳥よけネットを購入します。

この鳥よけ用のネットを 規定サイズにカットします。 スーパーボレーのネットの大きさは ヨコ 220cm  タテ 75cm
ネット上部のネットコードにする位置には 太さ 5mm前後のポリエステルロープを通す袋状の ヨコ 220cm×タテ 5cmの布地を 縫い合わせる。

ネットの側端部には、ネットポストが挿入できるように タテ 75cm×ヨコ 5ccmの布地を 袋状にして ネットに縫いつけます。
ネット側端部を袋状にするのは、硬式テニスと異なり、ネットポストにネットの側面全体を固定する 簡単な取り付け方法に設計しています。

ネットの素材に 鳥よけ用ネットではなく レースカーテン生地やタオルなどの布地を使用することも可能です。

   ※シッティングテニスの専用ネットを製作する場合は ネット幅 220cm タテ 45cm
  
 床に座って楽しむシッティングテニスは
立位や椅子に腰かけた競技方法とは異なり、ネットの両端部で 45cmの高さ ネット中央部で 40cmの高さにセットしてプレーします。

     
       
スーパーテニスは バドミントンを楽しめる程度の広さがあれば いろいろな場所で楽しめます。
体育館を使用して楽しむ場合、スーパーテニス競技の専用ネットスタンドがない場合は、体育館のバドミントンコートのネットとネットポストを代用品として使用することが出来ます。

バドミントンポストの85cmの位置にネットの高さをセットし ネット中央部の高さを75cmになるように張ってください。

   
災害時の防災用具を兼用するスポーツ用具として

ネットスタンドも手づくりすることが出来ます。 簡易型のネットスタンドも市販機種の数分の1 程度で製作可能です。
製作費用を軽減できる理由は、その資材に周辺地域の100円ショップでも購入可能な材料を使用することで大幅に軽減します。

使用する材料は 身近な日用品のひとつであり、ゲーム使用時はスポーツ用具として 大規模災害発生時には 防災用具としても活用し、避難生活が続く時には、生活用品としても使用できることを考えた設計です。


緊急時の防火バケツや飲料水としても使用可能なこの簡易型スポーツ用具は、被災した地域に限らず 国内外の学校施設や会社等のオフィス内で、また、家庭の中でも親しめるスポーツ用具を兼ねるものとしています。
製作方法は下記の内容と画像を参考にしてください。

  
バケツ以外の生活用品も活用できます  デザインに工夫すると見た目も楽しい用具に S-005のスタンド例
簡易型ネットスタンドの台座(※スタンドを安定させるために使用)が必要な場合 家庭用風呂の湯船カバーの一部を活用し 体育館などの避難生活が継続する環境の中で着替えの敷き板にも使用できます。

ウエイトに使用するペットボトルや密閉タイプの食品保存用のビニール袋の水は 定期的に交換することで、被災時の飲料水にできる共に、日頃から防災意識を保つことにも役立ちます。


      
ここに紹介のネットスタンドづくりは スーパーボレー用です。 スーパーテニス競技用ネットスタンドは ヨコ幅 610cm タテ幅 85cm です。
ネット幅が長いと 軽量ネットの場合も安定性が不足するため スタンドの台座には バケツ または 類似ケースも大型サイズが必要です。

バケツ類などのケースは テニスに使用する場合のビジュアル性に欠ける点を バケツ等の周囲をイラストなどを貼り付けて補います。