多くの人達の生活周辺に 新しいスポーツ文化を生み出す S・ST の設計  

S・ST-d1 スーパーボレーは 様々にアレンジして楽しむことができます。 
オフィスや工場の忙しいビジネスタイムの中でスポーツを楽しむことで・・ 仕事の効率を高め、作業ミスを減少させます。


また ストレスが堆積し易い医療現場や警察、消防などの環境で 長い勤務時間の中に 短い休憩時間を活かしたスポーツタイムを設けると・・ 安心・安全の質を向上させます。  親しみ易く、数分間のゲーム時間で楽しめる S・ST スーパーボレー が 新しいスポーツ文化を育み、生活と環境を革新する働きをします。

スポーツを楽しめるスペースを所有したり、見つけたりすることは、近年むずかしくなりました。  
都心や住宅地の中に 利用できるコート施設は少なく、一方 時間も交通費も多く必要とする郊外にはテニス施設がありますが こうした施設も年々減少しています。

硬式テニスコート1面建設は 600u (34,77m x 17,07m) 前後の敷地が必要ですが スーパーコートは その1/3 のスペースで設定可能です。
スーパーボレー Ver S2 コート の場合は 硬式1面の敷地に 8面の設定が可能・・ また Ver S1コート の場合は 12面以上設定できます



   コートの種類     競技コート規定    競技に必要なスペース(最小)
 硬式テニスコート  23,77m  x  10,97m  34,77m x 17,07m
 S・ST スーパーコート (Ver1 Ver2 Ver7)  13,40m  x  6,10m  21,00m x 10,00m
 S・ST スーパーコート (Ver6)  11,88m  x  6,10m  体育館バドミントンコートを短縮して活用
 S・ST スーパーボレーコート Ver S2  10,60m  x  2,20m  13,60m x 4,00m
 S・ST スーパーボレーコート Ver S1   6,10m  x  2,20m   9,10m x 4,00m


S・ST は 既存のテニスにはなかったテニス環境を生み出します。 新しいスポーツ文化を 数多く生み出すのは・・ 最も小さな Ver S1 コート です。

スーパーボレーコートの幅 2,20m は、ボレー×ボレーの速いゲーム展開の何で 小型ラケットサイズ55cmの長さと腕の動きを考えて設計しています。
コートの長さについてはコート半面の長さ 6,10m の中に ベースラインから 3,00m の位置にポイントラインを設定しこのラインを両足で越えて打球するとポイントを失う規定に設計しているのは 子供達や初心者が対戦相手が ネットいっぱいに近寄って打球する動きの圧迫感を緩和させるための設定です。

コートは小さいのに・・ 既存テニス競技人口の数倍のテニス愛好者が生まれる可能性が高いと評価されるスーパーテニス、スーパーボレーの魅力は 未経験者やテニスの上達がむずかしいと考えている人達が 手軽にゲームを楽しめる点で テニス人口の増加にもつながります。


どこでも楽しめる小さなゲームコートであっても、室内スペースの関係で規定通りの競技スペースが確保出来ない場所もあります。 
こうした点の解決を考えた柔軟な発想による 次のような競技設計が開発されています。

  スーパーボレー Ver. S1-op ゲームコート設定

公式競技は別として、 Ver. S1 ゲームのコートサイズ(6,10m x 2,20m)を様々な環境に応じて、任意に変形して楽しむことが認められます。
コートサイズが室内の家具やロッカーなどで長方形に出来ない場所で Ver.S1 規定のスペースが確保出来ない場合は 台形、変形が認められます。

ユニバーサルテニスは Ver. S1-op のオプションゲームコートの設定など 楽しむための柔軟な発想工夫が認められるテニスです。

対戦者の一方が小さく変形したコートでプレーする場合に不利が生じるように思いますが、1ゲーム5ポイント先取2ゲーム先取1セットの競技方法は、不利と思われるコートを対戦者は交代して競技することで 同一条件になります。


この規定を活用することにより、いろいろな室内や工場の隅、事務机があるところで工夫すると 日頃の生活や仕事の環境の中にスポーツライフが加わって多くの人達が元気な笑顔を生み出す日常風景が見られます。


1minutes Tennis(1分間テニス)の愛称 がつけられた スポンジ・スーパーボレー
Ver. S1 競技のサービスは、コート内にボールを自然落下させ、アンダーサーブで行います。 この規定に反すると ポイントを失います。 床面に座ったゲームは、ノーバウンドのアンダーサーブが認められます。

スーパーボレーのサービスは、1回に1球、失敗すると ポイントを失います。
サービスの交代を間違えた場合、それまでのポイントは有効です。

サービスは、競技開始から終了まで 各ポイント毎に相手と交互に行います。 コートチェンジは 床面に座った競技方法を除いて 1ゲーム毎に交代します。
Ver. S2 競技のサービスは、硬式テニス規則と同じに、ベースライン後方に両足を残して行います。
ベースライン上に足がふれた状態で行うと、フットフォルトになります。

サービス方法は、硬式テニスのサービス方法と同じにボールを トスして行います。
上肢に運動機能障害のある人達は Ver.S1 と同じコート内にボールを自然落下させ、アンダーサーブで行うことが認められます。


このテニス開発に多くの研究開発を要したのは、様々な人達の体力や運動能力、楽しむための環境づくりを特定の人達を対象にせず、誰にでも楽しめることを具体化するためです。

競技規則を細かく厳しく設定することは、開発設計に関わる関係者としてむずかしい作業ではありません。
しかし、競技規定を厳しくすることがスポーツの質を高めるものと考えているスポーツ関係者がいますが スポーツは誰でも楽しめることが基本という本質を忘れています。
厳しさ、難しさで スポーツの権威を より高くしたいと思っている人達かもしれません。

みんなが楽しむスポーツを育む上で、一定の規則を設定するだけでは 十分な魅力と面白さを 誰でも体感できるスポーツを生み出せません。

S・ST の魅力と内容    開発・設計 JHTFクリエイト (旧・ハンディキャップテニス研究協会)