スポーツを楽しめるスペースを所有したり、見つけたりすることは、近年むずかしくなりました。
都心や住宅地の中に 利用できるコート施設は少なく、一方 時間も交通費も多く必要とする郊外にはテニス施設がありますが こうした施設も年々減少しています。
硬式テニスコート1面建設は 600u (34,77m x 17,07m) 前後の敷地が必要ですが スーパーコートは その1/3 のスペースで設定可能です。
スーパーボレー Ver S2 コート の場合は 硬式1面の敷地に 8面の設定が可能・・ また Ver S1コート の場合は 12面以上設定できます
コートの種類 |
競技コート規定 |
競技に必要なスペース(最小) |
|
|
|
硬式テニスコート |
23,77m x 10,97m |
34,77m x 17,07m |
|
|
|
S・ST スーパーコート (Ver1 Ver2 Ver7) |
13,40m x 6,10m |
21,00m x 10,00m |
S・ST スーパーコート (Ver6) |
11,88m x 6,10m |
体育館バドミントンコートを短縮して活用 |
S・ST スーパーボレーコート Ver S2 |
10,60m x 2,20m |
13,60m x 4,00m |
S・ST スーパーボレーコート Ver S1 |
6,10m x 2,20m |
9,10m x 4,00m |
S・ST は 既存のテニスにはなかったテニス環境を生み出します。 新しいスポーツ文化を 数多く生み出すのは・・ 最も小さな Ver S1 コート です。
スーパーボレーコートの幅 2,20m は、ボレー×ボレーの速いゲーム展開の何で 小型ラケットサイズ55cmの長さと腕の動きを考えて設計しています。
コートの長さについては、コート半面の長さ 6,10m の中に ベースラインから 3,00m の位置にポイントラインを設定し、このラインを両足で越えて打球するとポイントを失う規定に設計しているのは 子供達や初心者が対戦相手が ネットいっぱいに近寄って打球する動きの圧迫感を緩和させるための設定です。
コートは小さいのに・・ 既存テニス競技人口の数倍のテニス愛好者が生まれる可能性が高いと評価されるスーパーテニス、スーパーボレーの魅力は 未経験者やテニスの上達がむずかしいと考えている人達が 手軽にゲームを楽しめる点で テニス人口の増加にもつながります。
どこでも楽しめる小さなゲームコートであっても、室内スペースの関係で規定通りの競技スペースが確保出来ない場所もあります。
こうした点の解決を考えた柔軟な発想による 次のような競技設計が開発されています。
スーパーボレー Ver. S1-op ゲームコート設定
公式競技は別として、 Ver. S1 ゲームのコートサイズ(6,10m x 2,20m)を様々な環境に応じて、任意に変形して楽しむことが認められます。
コートサイズが室内の家具やロッカーなどで長方形に出来ない場所で Ver.S1 規定のスペースが確保出来ない場合は 台形、変形が認められます。
ユニバーサルテニスは Ver. S1-op のオプションゲームコートの設定など 楽しむための柔軟な発想工夫が認められるテニスです。
対戦者の一方が小さく変形したコートでプレーする場合に不利が生じるように思いますが、1ゲーム5ポイント先取2ゲーム先取1セットの競技方法は、不利と思われるコートを対戦者は交代して競技することで 同一条件になります。
|
この規定を活用することにより、いろいろな室内や工場の隅、事務机があるところで工夫すると 日頃の生活や仕事の環境の中にスポーツライフが加わって多くの人達が元気な笑顔を生み出す日常風景が見られます。
|
|
|