スーパー競技ハンディ開発の背景

新時代のスポーツ開発  スーパー競技ハンディ の適用について


スーパー競技ハンディは、競技バランスを図るために適用するものです。
このハンディ を適切に設定することによって、初心者と上級者が互いに全力を尽くして競技することができます。
スポーツは相手のプレイヤーが力加減を必要とした場合、また相手に対して力加減をした場合に競技としては成立しなくなります。

競技ハンディを活かしてプレーを楽しむ方法の例をゴルフ競技に見聞きすることができます。 スポーツはひとりひとりの実力が異なります。
このためスポーツ競技では実力別に競技クラスを設けることが日常的に行われるものですが、こうした競技方法とは別に、実力の異なる人達が同じ競技ステージの中で一緒にプレーのできる試合方法が存在したら楽しいものです。

ビッグスポーツのひとつであるゴルフは早くから競技対戦方法のひとつとしてハンディキャップをゲーム前に対戦者の間で決め、ゲーム終了後の実際のスコアにゲーム前に決めたハンディをプラスしたネットスコアで勝者を決定するため、初心者がベテランプレイヤーに勝利したり、子供達が大人の人達に勝ったりする面白さが多くの人達をスポーツ心を魅了するものとなります。

スーパー競技ハンディの適用や競技参加する人達の運動機能の欠損を補う競技規定などは、新しい競技スタイルでテニスの楽しさを多くの人達が実感できるようにと開発されたものですが、その内容を楽しむ時代が始まっています。

  スーパー競技ハンディ について

スーパー競技ハンディは 対戦者の競技レベルが下位と見なされるプレイヤーに選択権を設けることで、互いに力加減の不要な競技を楽しめます。
競技大会は大会認定ゲームディレクターの判定に従い、通常のゲームは対戦する人達が競技レベル差の有無を判断し、必要とされる競技ハンディの内容を選び、適用する。

2種類以上のハンディ内容を選択した場合に限り、競技レベル上位のプレイヤー は その1種類について、他の競技ハンディの内容に変更を求めることができる。 対戦相手よりも競技レベルが上位と見なされるプレイヤーに対するスーパー競技ハンディ の内容は次の通りとする。
対戦者の競技レベルに大差ないゲームには スーパー競技ハンディ は適用しない。

  ※ G は コード      ※数値は 競技ハンディポイント(※競技レベルの差)
 競技ハンディ の内容  競技ハンディ の内容
G-1 サービスの方法をアンダーサーブに限定する G-2 相手の2バウンド後の打球までを有効とする
G-3 相手コートをポイントエリアを設定しない標準コートとする G-4 相手コートについてのみ、ポイントエリアもアウトゾーンとする
G-5 相手の3バウンド後の打球までを有効とする G-6 コート内に両方の足が入っている場合、ノーバウンド打球を禁止
G-7 ポイントエリアにバウンドしたボールの返球失敗は3失点とする G-8 プレイヤーの守備コートすべてを3失点のポイントエリアとする


スーパーテニスを楽しむ場合、対戦する人達の間で互いの競技力を確認してハンディ内容を決定します。
大会競技にこの競技ハンディを適用する場合、個々の実力を判断できないプレイヤーの参加する競技においては、最初に練習ゲームの対戦を行い、それぞれのプレーから互いのテニスレベルを判定します。

競技ハンディを適用しないランキング競技の場合、大会本部で年齢別、経験別のガイドラインを決定して競技クラスを設けることもできます。  その上で参加する人達を基準レベルに沿って各競技内容に該当するクラスを設けて競技を行います。

ゴルフ競技のように公式ハンディを決定することはむずかしいのですが、日常にゲームを楽しんでいるメンバーの間では、ある程度まで固定した競技ハンディ内容を定めることが可能です。

スーパーテニス ・・ 硬式テニスコートの約1/3の広さという内容は、テニスを楽しむ場所を増やし、テニスを多角的に社会活用できるスーパーボレーゲームと共に、そのスポーツ環境を身近に創り出す魅力は大きなものがあると評価されています。


  スーパー競技ハンディ の適用例

 (例1)
 テニスの上級者Aさんと初心者Bさんとの対戦
対戦者の間で競技ハンディを選択できるのは 初心者のBさんです。そこでG−1、G−4、G−8を 選択しました。
しかし、AさんはG−8のハンディ内容は 厳しいと考え、G−7の競技ハンディ内容に変更を求めました。
実際にプレーして競技内容が接戦であれば、ふたりの間の競技ハンディは 適正な適用として 次回も同じ内容で対戦します。

一方的な勝敗結果が生まれた場合、次回はハンディを見直し、競技バランスを図ることで一方的なゲームを避けます。
スーパーテニスは安全性が高く、上級者のAさんが初心者を相手とするゲームでも Aさんは思い切ったプレーが可能です。

競技ハンディを適用することで、身近なところにいる人達と競技レベルが大きく違う場合も、試合開始前に競技バランスを図り、互いに伸び伸びとゲームを楽しむことができます。

 (例2)
 テニスレベルが中級程度のC君(小学4年生)とテニス経験がほとんどないお母さんとの対戦
C君はお母さんにテニス経験がないため、G−1、G−4、G−5を提案して試合を行うことにしました。
テニスの経験はないけれど・・お母さんも昔(?)はスポーツ大好き人間です。自信(?)をもってC君に挑戦です!
C君のテニス経験 と お母さんの体力が勝敗を決めるカギに(??)なるゲームになるのでしょうか・・

スーパーテニスの面白さは経験した多くの人達を魅了します。 このテニスもゲーム結果を見た上で次回の競技バランスを双方で考えながら進めると更に面白いゲームを継続することができます。

ゲーム結果は別にして、こうした機会はC君にとって真正面から子供相手に全力でプレーする母親の姿に接することができます。
親子や家族がさわやかなスポーツライバルの関係になる・・豊かな人間関係が育まれるのは家族以外のケースでも同じ光景が見られるかもしれません。
この対戦をきっかけにしてお母さんはテニスは見るよりも、自分自身の身体と心でふれて楽しむことの面白さに関心を高めたことと思います。