スポンジ・スーパーテニス( S・ST ) の スーパーポイント

スポンジ・スーパーテニスの競技方法は、硬式テニス競技のサービス方法やコートチェンジ、失点規定は同じです。
異なる点は、スポンジボールと指定サイズの小型ラケットを使用し、バドミントン競技のコートサイズの中でプレーします。

硬式テニスと試合の進め方は同じで、簡単にゲームを楽しむことが出来ます。 しかし、1ゲーム5ポイント先取方式のS・ST 競技規定と、インプレーの中で一度に2ポイントの得失点が生まれるプレーがあります。 スーパーポイントと呼ばれる得失点は、1ゲーム5ポイント先取の競技の中では勝敗を左右することにつながり、デュースもサービスレットもない規定は、各ゲームが長引くことなく、硬式テニスとは異なる刺激的な競技が常に展開するテニスです。

スポンジ・スーパーテニスの Ver.2 コート競技は、標準コート( Ver.1 )の中に スーパーポイントエリアの設定を行います。 
プレイヤーがこのポイントエリアにバウンドしたボールの返球に失敗した場合に限り、一度に2ポイントを失います。
このポイントエリアで失うポイントを スーパーポイント と称します。

スーパーポイントは、競技力に大きな差のある人達が対戦するゲームでは、競技ハンディのひとつとして活用することが出来ます。
初級・中級レベルの人達の対戦では、Ver.2コート規定で競技し、上級者レベルの人達の対戦は、Ver.7コート規定で競技することを推奨します。
各コート競技の違いは、ポイントエリア設定の有無と設定したポイントエリアの幅によって区分され、小さいほど厳しく高度なゲーム展開になります。

ポイントエリアに打ち込んで得点したり、失点するスーパーポイントは、ゲームを簡単に逆転することも可能になります。
スーパーテニスは、1ゲーム 5ポイント先取方式ですが、4−3のゲームポイントで 対戦相手のスーパーポイントで逆転されることもあります。
ゲーム終了直前まで 勝敗の行方が確定しない面白さは スーパーテニスの魅力のひとつです。


スーパーポイントエリアの設定によって 硬式テニスの面白さを超えるゲーム展開を 誰でも可能にする点が 大人のスポーツ味 です

ポイントエリア以外の場所で
返球に失敗した場合は通常の1失点
コート左右に設けたポイントエリア
( 斜線部分 )
ポイントエリアの中でパウンドした
ボールの返球に失敗した場合は2失点

スーパーポイントは、上級者と初級者の対戦、成人とテニス経験少ない子供達の対戦に、競技力の高いプレイヤーに適用する競技ハンディとして採用します。 対戦する人達の技術や体力に関係なく、互いに全力で競い合うことを可能にすることが出来るスーパーポイントの魅力を楽しんでください。

競技力に大きな差のある対戦では、スーパーポイントを 3ポイント以上に引き上げることも可能です。
こうした規定によって、小学生と硬式テニスのベテランが力加減することなく熱戦を展開させます。

スポーツ競技の中で、勝つ!ということは 誰でもうれしいものです。
実力を競う競技大会などは別として、体力や実力に乏しい人達にも競技に勝つ機会を増やし、スポーツの面白さを多くの人達に実感する競技ハンディです。

スポーツは力加減してプレーするのは興味を半減します。 対戦者が互いに力いっぱいにプレーできる競技環境を生み出すスポンジ・スーパーテニスです。

競技ハンディの設定によって、子供達などと目線の高さを同じくしてテニスを楽しむ方法は、対戦相手を軽視しない競技交流の可能な機会を増やします。

子供達と大人の対戦の際に、スポンジボールの安全性を活かして全力プレーする成人プレイヤーの相手を見下さない態度は、子供達の心を捉え、信頼を得ることにもつながります。
           
スーパーテニスのスーパーポイントは、ボールがポイントエリアに着地した後の返球に失敗したときに生まれますが ・・
スーパーポイントを取られないための手段のひとつとして、コートの両サイドや前後に大きく打球を振られて、確実な返球がむずかしいと判断した場合に、相手プレイヤーのボールがポイントエリアに着地する前にラケットに当てることでスーパーポイントは取られず、失点を1ポイントに留めることが出来ます。

この規定はスーパーポイントを失う立場のプレイヤーに対する救済措置であり、同時に 技術と競技力がゲームを左右するS・ST 競技の面白さが生まれます。

 この競技工夫のヒントを 野球スポーツ に見ることができます

優れた投手は、ヒットを打たれないためにストライクゾーンの上下や左右のコーナー近くを狙って投球します。
一方、打者は、ヒットになり易いコースにくるボールを選ぼうとします。
投球されたボールの判定は審判が行うため、打者の判断と違うことも多々あります。 審判がストライクと言えば、その判定が変更されることはありません。

このため、打者はヒットになりにくいコースの投球に対してはボールをカットし、打者にとって好球がくるまでファールボールを打ち続けることもできます。
打球テクニックのひとつですが、スーパーテニスのゲームに こうしたテクニックを活かす 面白さが加えられています。

 新しいテニス開発には、テニス以外の様々なスポーツ内容といろいろな人達の生活環境に学ぶこと数多く、魅力的な競技設計に活用されています。

日本ハンディキャップテニス連盟
スポンジ・スーパーテニス協会 (日本スポンジテニス協会)