スポーツテニスの新たな魅力と活用

   認知症の進行防止と予防に向けたテニス活用プロジェクトについて・・・

認知症の問題は海外でも同じ症状に悩む人々の多いことが伝えられていますが、国内でも要介護を必要とされる数多くの人達の中で既に認知症と診断された人達に加え、近い将来にこうした症状を発生すると危惧される人達も相当数おります。 認知症の問題はその周辺で介護される家族にとってはその心身に大きな負担を生み出していますが、まだ軽度の症状にある場合を含めて認知症になり易いとされる人達の生活空間を少し改善する方法を工夫したいと思います。 予防や症状進行の防止にこれまでのスポーツ環境づくりを通じた経験を活かし、ご紹介のスーパーテニス、スーパーボレーの活用が役立つものと考えたプロジェクトについてご案内を進めて参ります。

こうした症状の予防や進行防止に役立つものとして音楽や香料を活かした方法、また趣味づくりなどと共にスポーツの導入も効果あるとして、いろいろな方面や研究者によって取り組みが進められていますが、その対象者すべてに効果が結びつくまでにはまだ研究も時間も必要な状況と思います。 ここに紹介のテニス活用の関係プロジェクトも前述の各研究とその実用効果と同じく、その効果が確立されたものではありませんが、治療のための薬物を使用しない内容から長期にわたって副作用の心配もなく、良き効果に結びつく内容として次の点に注目し、認知症改善等のスポーツ活用プログラムの本格的な取り組みを進めて参ります。


 ポイント1  スーパーボレー並びにスーパーテニスの内容を導入する理由とその特徴について
 ○年齢や体力に関係なく、また障害がある人達を含めて誰にでも簡単に安全に親しめる内容を備えていること
 ○実施する場所に大きな制約がなく、床やカーペット、畳の上でも可能であり、運動量の調節が可能なこと
 ○人それぞれの身体の状態に合わせて、立位の他、椅子に腰掛けたり、床や畳の上に座り込んでもできること
 ○スポーツとしての面白さを活かし、相手の人達と会話のやりとりを楽しみながらできること
 ○使用する用具費用が入手し易い低価格であり、ゲーム的な用具の一部を周辺にあるものを活用できること

 
ポイント2  身体的、精神的効果の特徴について
 ○スポンジボールを使用しますが、そのつかむ動作と小型ラケットを握る動作が脳の働きを必要とします
 ○ボールを打つための動体視力が必要で、そのために視神経を刺激し、集中力も必要とします
 ○打球するための身体の動きと離れたボールを追って移動する運動が生まれ、脳の働きを刺激します
 ○ゲーム的なラリーが出来るようになると、勝敗への意欲も育まれ、打球のための動きが活発化します
 ○バウンド音が発生するサウンドボールを使用すると聴力にも刺激を増やし、脳の働きを更に活性化させます

 
ポイント3  その他効果について
 ○スポーツはいろいろな人達と接することが可能で、周辺の人達を誘い共に楽しむ社会参加にも役立ちます
 ○適度な運動は良き発汗を生み、ストレス解消と共に不要な徘徊や夜行症などの防止にも役立ちます
 ○このプログラムは介護する人達の健康づくりにも役立てることが可能です。


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