スポーツ内容の安全性が高く、誰でも簡単に打球できるスポンジテニスの紹介に向け、国内各地の施設を訪ねました。
各施設で生活している人達にテニスの楽しさをご案内した活動の中で、スポーツ参加を楽しみにしている人達や生活環境の質を更に向上させようとしている関係者に出会い、講習を通じて様々なスポーツ心にふれあうことが出来ました。

障害のある人達の施設や老高齢の人達の施設、子供達の施設など、国内各地にその数は大変多くあります。 そうした施設では、スポーツ活動に限りませんが、ボランティアとして協力参加が望まれる様々な活動内容があります。 これまでにお訪ねした施設の多くは、重度の障害がある人達が生活しているところです。

介護を必要とされる人達を対象にテニスの紹介を進めましたが、この活動に先立ち、各地の施設と連絡を図りました。 当時、当該施設関係者の多くが 「当方の施設で入所者にテニス練習は無理と思います・・」 と回答されたことから、プログラムは本格的に動き始めました。 他のテニスプログラム開発と同じく、このプログラムも 「ノー」 の回答からスタートしています。

1994年から1995年にかけて、国内各地の施設でスポンジテニスを紹介しています。 この企画に先立ち、1989年から5年間にわたって千葉県内の施設を定期的に訪ねています。 こうしたテニス講習の参加を通じ、誰にでもテニスが楽しめることを多くの人達に実感して戴きました。
人にはいろいろな生活環境があります。 その中で身体的なハンディ、心のハンディを乗り越えてがんばっている人達がおります。 生活環境がスポーツとはかけ離れていても、また、身体を動かすことがどんなに大変でも、参加してみたいスポーツや楽しんでみたいことが沢山あるものです。 楽しみたいことのひとつ・・ スポーツ参加は無理です・・と決められてしまう子供達や障害の重い人達がいます。

本当に無理なのでしょうか・・ スポーツは限られた人達だけが楽しむ程度の内容しかないものでしょうか・・ 誰にもスポーツ参加に向けた能力が、どんなに小さくてもあることについて周囲の理解が望まれますが、同時にその能力を引き出す環境や方法が考えられれば、スポーツは本来の大きさと限りない魅力を多くの人達に実感させてくれるように思います。

お訪ねした北海道から九州、沖縄までの施設講習、会場講習で沢山の笑顔と出会いました。  出掛けてみませんか・・スポーツの楽しさ、スポンジテニスの面白さを紹介する活動に・・ 週1回でも、月1回でも定期的に訪ねる場所が決まると、いつもさわやかな笑顔とのふれあいに喜びが高められます。
国内には様々な施設があります。 高齢の人達や重度の障害がある人達の施設、また、子供達を中心にした施設や長い療養の生活を過ごす人達の施設など・・その数は多く、これからも増えていくものと思います。

しかし、施設の設備は整っていても、訪ねる人の少ない施設も多々あります。 もし、こうした施設の中にスポーツの楽しさを伝える人達が数多くに活動を進められたら・・ 日々の生活を・・少しだけかも知れませんが・・ダイナミックに変える人達も生まれてきます。 テニスコート上とは違った形で、さわやかなスポーツ心の存在があります・・ その心との出会いを求めてお出かけください。

コートの外のスポーツ心を育む

enjoy sports 基金ページへ