高齢者や病弱の人達、また、身体の運動機能に障害のある人達などの体力維持(向上)や日頃の健康を保つための軽運動をスポンジテニスの内容を活かし、楽しく継続のできるプログラムとしています。
脳血管障害後遺症の人達が筋力の低下を防ぐため、毎日、ひとりで黙々と在宅でのリハ運動を繰り返しておりますが、そうした運動の一環に取り入れることもできるようにと生まれたのが SPT 健康プログラムです。

簡単なゲーム性も取り入れた内容は、周辺の人達や様々な環境の人達とのふれあいを増やし、日常生活の質を高め、豊かなものにします。 21世紀の時代に生きる多くの人達の元気を支える社会プログラムとして広く活用が進むことを目的にした開発工夫が進められています。

大きな疾病やケガなどによって失われた体力、運動機能の多くは完全に回復することが少ないため、こうした状況に置かれた人達が社会参加の機会を少なくしておりますが、それぞれの残存機能を引き出すことによって、いろいろな分野での行動範囲が広がり、活躍が可能になります。 しかし、社会活動に必要なものは体力や能力だけでは不十分です。周辺の人達との支え合いや信頼が互いの不足する力を補い合うことで充実した活動に結びつきます。
 
一方、病気や重度障害の人達の看護や介護に関わっている人達自身もその健康と体力の維持は欠かせないものなのですが、現実は体力の限界を超えても、また、自分の健康を損ねても休む時間の少ない生活を過ごしています。
介護する人達が倒れたら、それは介護を受けている人達の生命や生活に大きな影響を及ぼします。  リフレッシュSPT は、こうした人達の心と身体の疲れを少しでも緩和することを目的にし、介護している人達の近くで身体を動かす手軽な運動(スポーツ)です。


SPT健康プログラムは、対象となる人達の近くにいる介護者のサポートによって進めることが多いため、介護を受ける人達の体力や運動機能の回復、向上に伴い、リフレッシュSPT との組み合わせも可能です。
介護されていた人達がベッドから立ち上がり、また、外出が可能になり、更に運動レベルが少しでも向上すれば、介護する人達と介護を受けていた人達との関係は、良きスポーツ仲間やライバルにまで進むことも楽しいものです。

                      ※ SPT ; テニス活用プログラムの中で スポンジテニスの略語として使用しています
    
SPT 健康プログラムの特徴
 ●安全性が高く、誰でも簡単に親しめる点
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体力の違いや運動する環境、時間などを選ばずに実施できる点
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変化や発展性を楽しめるスポーツ内容が、継続的に行う運動として好適な条件を整えていること
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競技スポーツの世界にまでリンクする内容から、体力の回復や向上によって楽しむ場が広がること
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いろいろな人達との交流機会を増やすことに役立つ点
※上腕だけでも動かすことが出来れば、スポンジボールは自分の力だけで打球できます。 ベッドや畳、カーペットの上でも心身のリフレッシュに役立てられます。
   
  このSPTプログラムは本人がひとりで実施できる健康プログラムです
 ●CVA(脳血管障害)後遺症などの克服に向けて、在宅のリハ運動を続けている人達
   ※障害などによる欠損した運動機能を補う残存機能の効果的な活用を引き出します
 ●喘息症状の緩和に向けて、体力づくりに努めている人達、並びに少し周囲のサポートが必要とする児童生徒
   ※適度な運動継続が、喘息症状や生活習慣病の改善に結びつきます。
 ●骨粗しょう症や生活習慣病の予防、改善に努めている人達
   ※骨粗しょう症の防止と日頃の生活に必要な体力づくりを図ることに役立ちます
  
リフレッシュプログラムの対象 (例)
 家庭や施設で病弱者や高齢者の介護,看護に関わる家族,関係者や福祉活動等のボランティア
 
緊張、過労の時間が継続する業務等に関わっている医療や消防、警備などの公務関係者、企業等の関係者
長期療養施設、老高齢者福祉施設、身体障害・心身障害・知的障害等の医療・福祉施設の関係者や児童福祉施設や災害避難地域等の子供達、難病の子供達の心のケアを図る関係者やボランティアの人達などを対象としたリフレッシュプログラムです。 緊張、激務の続く時間の途中、仕事の効率と精神的なゆとりを生み出すリフレッシュプログラムは数分から十数分程度の時間であっても、僅かな仮眠が身体にとって良き効果を生み出すのと同様に、簡易性と娯楽性を備えた軽スポーツは疲れた心身のケアに良き作用として役立ちます。
SPT 健康プログラム、リフレッシュプログラムともに活用するのは 1minutes Tennis(1分間テニス)の愛称で少ない時間の中でも多くの人達が楽しめるテニスとして開発されたスポンジスーパーボレーの内容です。 この内容を様々な環境や空間等を考えて楽しみ方を工夫しますが、競技としての規定や体操のような一定のマニュアルに従う内容は不要です。 オフィススポーツ、また、福祉スポーツとして柔軟性の幅広い楽しみ方がその効果を生み出します。
  プログラム概要  

プログラムの開発には様々な環境の中と周辺を視察し、多くの情報を得て参りました。 そのひとつに介護福祉の仕事に取り組む関係者から ・・・寝たきりや歩行困難な人達などの大半が介護を受ける前には運動機会の少ない人達であり、こうした点の改善がなされないと周囲からの介護を要する人達が将来にわたり益々増大していくことが心配です・・・との報告も寄せられました。
しかし、一般的に運動としてのプログラムは単一な内容が多く、一部の人達を除いて長く継続される内容は数少ないものです。 出来れば競技的な面白さが加わったスポーツ性のあるものが多くの人達の心を惹きつけますので、
こうした点から誰もが親しみ易く、楽しく面白い内容が必要となります。


安全性の高いスポンジテニスの内容を活用し、身体を楽しく動かすことにポイントを置いて ‘心’と‘身体’ の両面に リフレッシュ効果、リハビリ効果などを生み出すこのプログラムは、医療の目線とは別に、スポーツの目線で工夫された内容です。 機能回復訓練としての意識や継続しなければならない運動という意識を忘れ、スポーツを楽しむという雰囲気の中で、身体の状態や心の疲れを改善することができます。
 

怪我や疾病などで病院等の診療施設における治療を受け、また、専門の理学療法など一定の医療手当てを完了した人達が、在宅でも続けることのできる運動療法のひとつです。 参加する人達のいろいろな体力レベルに応じた運動量の調節が可能な点もプログラムの特徴です。 近い将来、作業療法のひとつに加えられるかもしれません。
 
プログラム開発は、介護や看護関係者の健康維持を図ることにも重点を置いています。
医療等の現場や家庭の中で、介護などを受ける人達の健康を守るために長期、長時間にわたり休む時間も少ない激務は、看護や介護に関係する人達の体力、気力の面に大きな負担を生んでいます。


緊張をほぐすために軽い運動、出来れば多少ゲーム性があれば楽しくできるものであって誰にでも手軽に楽しめるものとして通路の一部や会議室などの小さなスペースで身体に負担の少ない小型のラケットとスポンジボールがあればリフレッシュSPTを楽しめます。 高度救命医療の処置を一段落させた少しの休憩の合間に野球のバッドを振ったり、ミニバスケットのスローなどで気分転換を図る方法などは海外の医療関係者の一部で取り入れている人達もおられると聞きます。 長時間のパソコンによるソフト開発などで疲れた頭脳と心をほんの少しの時間、軽いスポーツで気分を変えることが出来れば仕事の効率は更に上がることと思いますが、関心のある方々は試してみられることをお勧めします。 近年話題の多い医療ミスの発生・・ その原因の一部に関係者の心身の疲労があるとした場合、不測の事態発生の防止に向けて多少でも役立つものになればと簡単なプログラムですがその効果が期待されています。
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体力の回復や健康維持の大切さはすべての人達に共通する内容です。
このSPTプログラムは、健康を支えられる側と支える側の双方が、気軽に楽しめるスポーツを通じて、温かくさわやかなコミニュケーシヨンが育まれることにポイントのひとつを設けて生まれています。
  プログラムの展開  

少子高齢化、老々介護の時代と称される21世紀・・ 
体力の少ない人達とその周辺の人達が共に元気と生きがいを保つことのできる工夫を図りたいと考えますが、在宅で看護や介護にあたる人達は、周辺のディ・サービスやショートスティなどの施設利用を図ることによってご自分の時間をつくり出してほしいものです。 そうした時間が生まれることにより、ほんの少しでもお好きな趣味に親しまれたり、ここに紹介のスポーツなどにも接して戴きたいと思います。 手軽なスポーツは多くの人達との交流を育むことも可能です。 日頃の介護で休むことの少ない心と身体に新鮮なエネルギーを補充できるようにと考えます。
 

新しいプログラムのため、実施方法への質問や効果高い取り組み方の紹介などを求める方面も増えて参りますが、限られた企画数になりますがセミナーなどの実施を進めて参ります。 実技セミナーに参加しなくても内容、方法の理解は可能なプログラムです。 情報の発信にはインターネットの特性と機能をひとつの方法として活かす共に、I Tの世界に無縁な人達も多い社会である現状も考慮し、各種の発信方法の工夫も必要です。

このプログラム展開は<健康><介護福祉><生きがい>へのニーズがこれまで以上に多くの人達の間で意識される時代の動きにマッチした取り組みとして進めて参ります。 プログラムの更に充実した開発と広域普及を推進するため、この内容に関心を寄せる地域行政や企業、団体などと協力し、また海外方面への情報提供にも努めて参りたいと考えております。

スポーツで身体を動かすことの爽快感を工夫する活動は、高齢者が増える時代に向かっている現在、専門職として幅広い地域の中で紹介する方法も検討するに値するものと思います。 競技スポーツ指導者とは別な領域ですが、介護予防などの新しい職域の開発やその内容に伴う新規雇用の道も生み出します。 地域社会の活性にもつながればと考えています。
プログラム開発     ハンディキャップテニス研究協会 (現・JHTFクリエイト)
  

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