東日本被災地域からのレポート (touhoku-spirit 001) |
|||||
|
|||||
129号線を進み、名取 I Cの近くを僅かに通り過ぎたとき、突然視界に入ったのが右図の中型漁船の姿でした。 一瞬、疲れによる幻影かと思いつつ、更にその先には小型漁船の半壊した姿もありました。 |
|||||
|
|||||
|
|||||
閖上中学校前の道路は比較的広く、車を降りて周囲を見回すと、そこには僅かに残ったいくつかの建物が住む人影もないままの姿を見せていました。 このとき、夜空に冷たく感じる月を見上げながら、ふと思い出したのが1995年当時の阪神淡路大震災の各被災地域をサポート活動で訪れましたが、各被災地域を訪ねた帰路で立ち寄った大きな被害を生んだ長田地区の荒涼とした場所で見上げた星空にも似ているように感じました。 自然災害はどこで何時発生するのか予測はむずかしいと感じながらも、自然災害の被災地の中で夜空を見上げて感じた悲しさは忘れません。 被災地域の人達のことを心配されています国内外の多くの人達と同じに、これからも可能な限りのサポートに力を尽くしたいと思います。 |
|||||
|
|||||
約6ヶ月前まで被災した小学校では子供達の賑やかな声が満ちていたことを想像・・ 閖上中学校では将来は海で活動することを目指していた学生もおられたことなども考え、自然災害の爪痕が残した情景への悲しい思いもありましたが、海には子供達の夢を育む力もあることを信じています。 再び以前にも増した子供達の明るい笑顔が生まれることを、また、元気な地域づくりが進んでいくことを祈りました。 |
|||||
被災地の2日目、不二が丘小学校と仙台市内の2校を訪ね、帰路の深夜バス発車時刻の関係もあり、次の訪問予定は次回として仙台を離れました。 今回の被災地域活動の主な目的は子供達が楽しく身体を動かすことのできるスポーツ環境づくりと高齢の人達が世代を超えた会話を楽しめる環境づくりです。 その上で、小さな手づくりの仕事環境を育み、地域の活性に少しでも役立つ中長期的なサポートプロジェクトを推進させたいと考えています。 この活動もプロジェクトも 支援するのではなく、支え合う、支え合える関係が基本です。 |
|||||
|