東日本被災地域からのレポー (touhoku-spirit 001


2011年9月15日の夜・・ 仙台市内から翌16日に訪問予定の名取市方面にレンタカーで向かいました。

15日の早朝に新宿から仙台に向かい、事前に連絡しておりました同市内の小学校をお訪ねしたのが17時近くになり・・  
その後、コンビニで購入したおにぎりの夕食をすませ、名取市内に入ったのは21時過ぎでした。

翌日にお訪ねする予定が名取市立不二が丘小学校でした。  この学校敷地内には大震災の大きな津波被害を受けた閖上中学校と閖上小学校が仮移転されていると伺い、被災前のふたつの学校があった場所を確かめたく、車を走らせました。



129号線を進み、名取 I Cの近くを僅かに通り過ぎたとき、突然視界に入ったのが右図の中型漁船の姿でした。
一瞬、疲れによる幻影かと思いつつ、更にその先には小型漁船の半壊した姿もありました。
海岸までは相当の距離があると思われる場所で、道路沿いの田圃の中に傾いて置き去りにされた船の様子が周囲の景色と不具合に見えたのは当然ですが、この場所まで津波が押し寄せてきたことを実感し、今回の地震と津波被害の大きさに驚きました。

その漁船の船首が海岸に向いておりましたが、船も懸命に船主のもとに戻りたい・・と思っていたのかもしれない・・ と勝手な想像を描きました。
もし、修理修復が可能であれば・・再び三陸の海で元気に活躍している光景と出会えることを望みつつ、その場所を離れました。


交通量が数分間に1台程度という深夜の道路上の暗闇を走行したことにより感じた半壊の船とその船主さんの気持ちが伝わってきた時間でした。
津波に流された漁船の姿を後に閖上大橋方向に向かいました。 道路左右の暗闇に注意しながら進むと、右方向に閖上小学校の建物が見えました。
田圃のような地形の細い道に入ると、小学校の入り口に工事用車両の姿があり、その奥にある学校は寂しいたたずまいでした。

暗闇の中、ストロボの明かりも届かない画像は、次に訪ねた閖上中学校も同じ、撮影した写真は記録の役目を果しておりません。

閖上中学校前の道路は比較的広く、車を降りて周囲を見回すと、そこには僅かに残ったいくつかの建物が住む人影もない姿を見せていました。 
このとき、夜空に冷たく感じる月を見上げながら、ふと思い出したのが1995年当時の阪神淡路大震災の各被災地域をサポート活動で訪れましたが、各被災地域を訪ねた帰路で立ち寄った大きな被害を生んだ長田地区の荒涼とした場所で見上げた星空にも似ているように感じました。


自然災害はどこで何時発生するのか予測はむずかしいと感じながらも、自然災害の被災地の中で夜空を見上げて感じた悲しさは忘れません。
被災地域の人達のことを心配されています国内外の多くの人達と同じに、これからも可能な限りのサポートに力を尽くしたいと思います。

被災地の様子は遠く離れた地域にあっても情報は伝わってきますが・・

今回のお訪ねは夜になりましたが、現地の状況から 被災した人達の気持が心に伝わるような時間した。
  午後10時を過ぎていたため、
中学校近くの半壊建物は車の
ライトを補助光に撮影しました。

被災地の中に残された建物は僅かな数で、すべてが全半壊していました。

約6ヶ月前まで被災した小学校では子供達の賑やかな声が満ちていたことを想像・・ 閖上中学校では将来は海で活動することを目指していた学生もおられたことなども考え、自然災害の爪痕が残した情景への悲しい思いもありましたが、海には子供達の夢を育む力もあることを信じています。
再び以前にも増した子供達の明るい笑顔が生まれることを、また、元気な地域づくりが進んでいくことを祈りました。

被災地の2日目、不二が丘小学校と仙台市内の2校を訪ね、帰路の深夜バス時刻の関係もあり、次の訪問予定は次回として仙台を離れました。
今回の被災地域活動の主な目的は子供達が楽しく身体を動かすことのできるスポーツ環境づくりと高齢の人達が世代を超えた会話を楽しめる環境づくりです。 その上で、小さな手づくりの仕事環境を育み、地域の活性に少しでも役立つ中長期的なサポートプロジェクトを推進させたいと考えています。

この活動もプロジェクトも 支援するのではなく、支え合う、支え合える関係が基本です。

被災地域での活動と合わせて、支援活動継続のための資金づくりの取り組みも進めました
被災地域サポート企画に 温かなご支援とご協力を ・・ 草の根 Enjoy Sports 基金

お寄せ戴きました寄付金と関係者の協力によって、宮城県内の小中学校にスポンジテニスラケット50本とボール、用具等をお送りしました。
後日、更に24本と各用具類を お送りしました。
これからも 力の続く範囲で 岩手、福島を含めた各被災地域の学校方面に用具の提供とテニス内容の紹介を進めたいと考えています。

楽しむ場所や環境にこだわらない点、用具関係費用が硬式テニスや他のスポーツに比べて低額な スポンジ・スーパーテニス は、大規模災害で被災した子供達の避難生活で生じるストレスの緩和に役立ちます。


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