スポーツの多角的社会活用

スポンジテニスの活用による健康福祉プロジェクトへの取り組み

体力や運動機能の回復に向けたスポーツリハビリのひとつにテニス内容の活用を図る研究開発が進められました。
身体ばかりでなく、心の健康づくりにも活用できるスポンジテニス内容は、競技や福祉面に加え、リハビリにも良き効果が期待されます。

多くの理解ある方面の協力が進めば、競技プログラムの普及とは別の視点で、テニスの楽しさ、魅力を活用した効果的なリハビリテーションプログラムをはじめ各種の社会プログラムを生み出すことが可能です。

長い間、研究開発用にと希望したストレッチャーの寄贈を 受けて、ベッド上でも楽しめるテニス内容を設けました。
スポーツの魅力とテニス参加の楽しさにふれる喜びを 社会の隅々に届けることができれば素晴らしいですね!

移動するときの速度を考え、硬式テニス競技では2バウンド後の打球まで有効とするルールを規定しています。
(ハンディキャップテニス競技規定)

スポンジテニスは、競技者の運動レベルに応じて、3バウンド後の打球までを有効とする規定を設けています。
ゲームは少しでも機敏な動きが必要になりますが、そこで車椅子の移動介助を行える補助者参加をハンディキャップテニス規定に設けています。

電動ではなく、手動車椅子の動力として補助者の競技参加をルールで認めています。

人動エンジン?車椅子使用の競技方法は知能をもつ動力としての効果もあり、ダイナミックで楽しいゲームが展開できます。
ベッドを離れることが出来ない子供達もテニスプレーを身体で楽しめます。

ラケットを20cm程度に動かす力があれば自分の力で打ったスポンジボールをベッドの上に弾ませることが出来ます。

体力の弱い子供達の瞳が少しでも輝きを増したら、元気回復の表れです。

1970年代から開始したNPO活動事業は、最初は車椅子テニス環境をつくり出すために硬式テニスの内容が中心でしたが、体力や身体機能面を考えて、硬式テニスのプレーが難しい人達に対して軽量で安全性の高いスポンジボールを活用したテニス環境づくりが進められました。 ボールの種類やプレーを楽しむときの用具などに工夫を図ることにより、既存の硬式テニス愛好者の数十倍の人達がテニスの楽しさにふれ合うことが可能になりました。

運動やスポーツの機会が少ない障がいの重い子供達や長期の療養生活を過ごしている子供達に、また、難病の子供達などにスポーツの楽しさを実感できる機会をつくり、周辺の理解を得て、日頃のリハビリプログラムの一環として加えられる環境を生み出せると良いですね。

子供達も含めて、すべての人達は日頃の生活の質を向上することにより、積極的な生き方を目指し、生活全体に活気を増すことができます。  闘病中の人達の単調な生活リズムの中に、ほんの数分でもスポーツを肌で感じることの出来る時間を設けることが出来れば、薬物療法や休養とは違った健康回復の効果を生み出せます。

スポーツがその魅力の多くを発揮するのは競技コート,競技グラウンドの中が大半ですが、スポーツは活用の環境を広げることによって、スポーツの魅力を多くの人達にゆめを届け、楽しい空間をより多く創りだすことができます。

JAPAN HANDICAP TENNIS FEDERATION