新潟県中越地震被災地レポート(02)

昨年11月末に長岡市を訪ねて以来 4ヶ月近くが経過しました。 
豪雪による子供達などの交通移動が安全に実施できる時期を考え、また地域学校関係方面との連絡、調整が進んだことで
この3月26日、<スポンジスーパーテニス・元気プロジェクト新潟>の企画に新潟県立小千谷西高等学校をお訪ねしました。
この企画は被災地域の新しい支援企画のひとつとするものです。 

この第1回会場の実施に際して、先にお訪ねした新潟県災害救援ボランティア本部中越センター所長山岸氏の理解を戴き、
同センターのボランティアスタッフとして活動中の守泉さんと吉越さんの協力を戴きました。  おふたりには26日並びに27日
の活動終了まで、移動と用具の輸送、講習会場での準備や記録撮影など様々な内容に協力していただきました。

長岡駅から一路、守泉さんの運転で
小千谷西高校に向かいました。

道路は除雪されていましたが、その
両側の雪景色は残り、道路際に立つ
ガイドポールは豪雪の際、ドライバー
の安全運転に大きな役目を果たした
ことでしょう。
来月にはこの雪も完全に消えている
のかもしれません。

12時近くに西高校に到着、集まって
いただいた生徒会の皆さんと一緒に
広い講堂の中でスーパーテニスコート
の特設を進めました。

このコートづくりに始まる会場設定は
地元の小中学生達にテニスの楽しさを
紹介する際、最初の活動内容です。
明るい笑顔が見える中で特設コートが
3面つくられました。


参加した高校生は20名、その中にはテニスを全く経験したことのない学生5名も加わっておりました。
翌日の27日には大学院学生と教職員、その他に何年ぶりになるかな・・と感想をもらしながら新聞取材の記者もこのテニス
の面白さを体験し、更に校長の高山先生にも加わっていただきました。
短時間で打球に慣れることのできる
テニス内容に加え、ゲームの楽しさ
とふれあった後、障害のある人達が
楽しめる方法のひとつとして車椅子
に試乗してのプレーを体験しました。

笑い声が絶えないこのプレー体験が
地元の高齢者などが健康づくりとして
テニス参加の機会を増やす上で役立
つことを期待したいと思います。

高校生達は誰にでも楽しめる新しいテニスのひとつとして、全盲の人達が楽しめるサウンドテニスの体験もしました。
バウンド音でボールの位置を確かめながら打てることの不思議を解決するまでには体験時間として不足なため、目をつぶって
視力0の状態でも楽しめるというサウンドテニスの世界とのふれあった機会は難しさだけが印象に残ったかもしれません。
しかし、高校生の皆さんはスポーツ参加の道がすべての人達に開かれていることを少しでも実感されたかも知れません。

高校生を対象として企画しますこのスポーツパートナー講習は被災地域の中にあります小中学校の子供達にテニスの楽しさを
紹介する活動を進めて戴くことを目的に実施するものです。
高校生達が後輩にあたる小中学生の良き遊び相手として活躍してほしいとの願いから、ボランティアよりはスポーツパートナー
の名称が適切と考え、この企画はスポーツパートナー講習としています。
そうした活動の一方で、年代も技術の違いも関係なく共に楽しめる競技方法をもつスポンジスーパーテニスは、従来のスポーツ
に少ない様々な競技枠を超えるバリアフリースポーツとしての特徴を有することから、小中学校の児童生徒を含め高校生にとり
ましてスポーツ世界の中で具体化される共生社会づくりの形が見られる総合学習のひとつとして役立つものと思います。

ボランティア活動を育むスポーツパートナー講習の申し込み方法

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